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不動産売却を成功させるために
不動産は、売りに出せば必ず売れるのか、というとそうではないのが事実です。では、売却を成功させるにはどうしたらいいのでしょうか? そのカギとなるのは――売主様の「考え方」です。
神戸市灘区、東灘区、中央区、兵庫区で不動産売却を行う株式会社フルハウスでは、不動産売買のプロとして売主様に寄り添い、売却成功に向けてしっかりサポートいたします。こちらでは、不動産売却を成功に導く考え方などについてご紹介します。
不動産売却はこう考えよう!
もし何の知識もないまま不動産売却に取りかかってしまったとしたら……、それはとても怖いことです。不動産売買によって動くお金はとても大きく、正しい知識をもって適切に取り組むことが大切だからです。そこでこちらでは、不動産売却を行うにあたって事前にやっておきたいことをご紹介します。
地域の不動産の相場をしっかりと調べておく
まずやっておきたいのが、その地域の不動産の相場を知ることです。不動産は同じものが一つとしてないため、実際の価格も異なります。しかし、ある程度の相場を知ることは可能です。
不動産を購入しようと考えている人は、希望のエリアを決めて予算内で物件を探します。そのため、相場を大きく外れているような物件は残ってしまうのです。
つまり、不動産の売却価格は相場をふまえて設定することが必要なのです。まずは、地域の不動産の相場を知ることから始めましょう。
価格の基本的な考え方を把握しておく
不動産には、土地の広さや形、方位、接する道路の状況、建物の間取り、築年数、管理状況などさまざまな個性があります。不動産の価格はこれらの特徴をふまえて決まります。
また不動産の相場には動きがあり、取引する時点によって価格が変わることも少なくありません。さらに最終的な価格は、売主様と買主様がお互いの希望条件を調整し、合意に至ることによって決定します。
このように、不動産の価格はさまざまな条件によって変動するものであることを理解しておきましょう。
物件の「よいところ」「悪いところ」をリストアップする
不動産の持ち主は物件に愛着を持っており、相場より高い価値をつけてしまいがちです。そのため、一度冷静になって客観的に物件を見ることが必要です。
そこで、まず物件の「よいところ」「悪いところ」をリストアップすることをおすすめします。愛着があるだけに、よいところはたくさん見つかるでしょう。逆に、悪いところを探すのは難しいかもしれません。そんなときは、自分が購入する側に立ち少し厳しい目で考えてみるといいでしょう。
そうすることで世間の相場とのずれが縮まり、冷静に物件の価値を知ることができます。
お客様からの関心度と販売期間
不動産市況がどんな状況であっても、販売期間が長期に渡ってしまえば、エンドユーザーからは「この物件はかなり前から掲載されている」や「売れ残り物件」と判断されてしまいます。
販売期間が経過するとともに「成約できる可能性がある価格」が下がってしまう恐れがあります。この時期に売却成功へと導くのは「スピード」です。
不動産会社をどのように選ぶのか
不動産売却は、不動産会社に仲介を依頼して進めます。しかし、たくさんある不動産会社の中で、どの会社を選べばいいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。そこでこちらでは、不動産会社を選ぶときのポイントをご紹介します。
査定額の根拠を教えてもらう
複数の不動産会社に査定を依頼すると、査定額は同じにはなりません。また売主様は、高い価格をつけてくれた会社を「いい会社」だと思われるのではないでしょうか。
しかし大切なのはその査定額が根拠のあるものか、ということです。なぜなら不動産会社によっては自社と契約してほしいからと、相場より高めの金額を設定する担当者もいるからです。
ただ金額を出すのではなく、きちんと物件を自分の目でチェックして根拠ある適正な価格を示してくれた会社を選ぶことをおすすめします。
良心的な不動産会社を探す
不動産を売却するというのは、売主様にとって一生のうちに一度あるかないかのとても大きなことです。それに対し、不動産会社にとっては珍しいことではありません。しかし、だからこそ、本当に売主様の立場に立って売却活動に取り組んでくれるかどうかが重要になります。
売主様のご都合やご事情、また物件に対する想いまで、さまざまな要素をしっかり汲みとって査定に臨んでくれていることが伝わる会社であれば、その後の売却活動も任せられます。不動産会社のWEBサイトで、その会社の方針をチェックする、直接会ったときの対応などをしっかり見るなど、意識してみましょう。
得意な事業が何なのかを調べる
不動産会社はたくさんありますが、どこも同じことを行っているのではありません。賃貸をメインとしている会社もあれば、新築販売をおもに行っているところ、また中古物件の売買を多数行っているところなど、それぞれ得意分野があるのです。
売却を依頼するなら、売却を得意とする不動産会社に託すのが一番であるのは、いうまでもありません。
そこで、不動産会社が何を得意としているのか調べることをおすすめします。たとえばWEBサイトのメイン画面で何を謳っているかをチェックするなども、一つの方法です。その会社が売買を得意としていれば、メイン画面に書かれているはずです。
訪問時に担当者をチェックする
不動産会社を選ぶのと同時に、担当者をしっかりチェックすることはとても大切です。今後の売却活動を任せられる知識や経験を持っているか、さらに人間性ではどうかなどをしっかりチェックしましょう。
まずは、名刺に「宅地建物取引主任者」の記載があるかどうか。実際査定はこの資格がなくても行えますが、宅地建物取引主任者が来てくれる会社のほうが信頼できるでしょう。
また、売主様の話をしっかり聞いてくれるか、専門用語ばかり並べずわかるように説明してくれるかなどの姿勢も大切です。
不動産会社をいろんな角度からチェックしよう!
不動産売却が成功するかどうかは、仲介を依頼する不動産会社や担当者によって大きく左右されるといえます。それだけ、不動産会社選びは重要です。できるだけさまざまな角度からチェックしましょう。
- 担当者の経験やスキルを確認しよう!
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不動産売却は、多くの場合一営業担当者がすべてを担う傾向にあります。そのため、営業担当者がどんな人かによって、結果は大きく左右されるといえます。担当者の経験やスキルを知ることは、とても大切なのです。
わかりやすいのは、「役職についている」「宅地建物取引士の資格がある」といった点になりますが、それに加え人柄も重要です。売主様の話をしっかり聞いてくれるか、対応は早いか、質問にきちんと答えてくれるかなどもチェックしましょう。
- 似ている物件の売却実績があるか聞いてみよう!
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不動産には、一戸建てやマンション、土地など、さまざまな種別があります。扱う物件によって当然ターゲットは変わってくるため、似ている物件の売却実績があるかどうかは重要です。
これまでまったく違う物件ばかり取り扱っていた、という不動産会社であれば、正直不安が生じます。実績が多い会社に依頼することをおすすめします。
- 売却活動の内容を教えてもらおう!
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不動産の売却活動にはさまざまな手段が用いられます。たとえば不動産会社の間で物件情報を交換する指定流通機構「レインズ」への登録や、インターネットや折り込み広告、チラシ、ダイレクトメールなどでの情報発信、またオープンハウスの開催などもあります。
こういったものの中から、その会社が「いつ」「どのような手段で」「どの順に」活動を行うことを予定しているのかを教えてもらいましょう。明確に、プランをきちんと伝えてくれる会社であれば、信頼して任せられるのではないでしょうか。